小粋ちゃんBlog

篠島にて・・・魚のつかみ取り?編

2008年8月11日

この前、鱧をご馳走してくれた友達から、

 

   ねぇ、小粋~ッ、お願い。

   ちょっと手伝いに来てぇ~。

 

と呼び出しがかかった。

 

   なるほど・・・そういうことだったのね。

 

 

話を聞いてみると、土曜、日曜の2日間、お好み焼や

焼そばを作るのを手伝えと言う。

で、連れて行かれたのは、愛知県三河湾の小さな島!

よりによって、ナンデ?ナンデ島なの?

 

そこは篠島と言う、周囲6Kmほどの小さな島。

 

   アンタ、ここで生まれたの?

 

わたしが聞くと、友達はううんと首を振って、

 

   わたしのオジサンがこの島の漁師さんなの。

   片手間で民宿もやってるから、毎年、夏は

   手伝いに来るんだ。

 

今年は観光客が多いらしく、大忙しと言うわけだ。

 

民宿&軽食屋には、確かにお客さんがひっきりなしに

やって来る。

焼くのが追いつかないくらいだ。ヒエェェ~!!

 

そうこうしていると、

 「ただいまから、夏休みイベント・魚のつかみ取り大会

を開催します。参加をご希望の方は・・・」と言うアナウンスが

放送されてきた。

 

海水浴場の一部に網を張って、そこへ魚介を放流して

つかみ取りをさせるのだそうだ。

 

漁師のオジサンが、わたしに、ぜひ参加しろと言った。

 

   えっ!?、で、でも、わたしは・・・

 

   いいから、いいから。せっかく来たんだし。

 

   いや、そのぉ・・・こんな格好じゃ・・・

 

 

・・・わたしは、Tシャツ、短パンに着替えさせられた。

 

sinozima_2.JPG

砂浜には大勢の人が集まっており、笛が鳴ると同時に

人々は海へ駆け込んでいった。

sinozima_3.JPG

一匹でも多く、魚を捕まえようとする人たちに揉まれ、

 

   うわっ!?わわわっ!な、何?

 

わたしは背中を押され、足を踏まれ、

 

   イテッ、テテテテッ!

 

人に当って、よろめき、

 

   おっと!とととっ・・・バチャッ!!

 

浅瀬で転んだ。

転んだ時、手に何か硬くて、ゴツゴツしたものが当った

ので、拾い上げると・・・サザエだった。

sazae.JPG

フラフラしながら、岸辺に上がり、サザエをひとつ、

地面に置き、わたしはしゃがみ込んだ。

 

すると、小さな女の子が、わたしの前に近寄って来て、

しゃがんでジッとサザエを覗き込み始めた。

 

   コレあげるよ。持ってってイイよ。

 

わたしは、声をかけてあげた。

 

   おねえちゃん、アリガト。

 

小さな女の子は、サザエを両手で包むように持って、

にっこり笑った。

 

びしょ濡れになったわたしは、フッ・・・と笑って、

喜んで走って行く女の子を見送った。