お好み焼とたこ焼を、同時進行で作ったものの、
たこ焼を、ほとんど小次郎に食べられたわたしは、
反射的にヘラを取り上げた。
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小次郎の手にヘラを持たせては、お好み焼まで
食べられてしまうと思ったからだ。
お好み焼は「ツケ焼」と言い、粗めに刻んだねぎ、
いか、たこ、生姜などが具になっていて、別で、
あげ玉を浮かべた「おだし」が付いてくる。
ソースを塗らずに、この「おだし」に浸して食べる
と言うわけだ。
焼き上がったお好み焼を物欲しげに眺めている小次郎が、
さあ、早く食べようよ~
と、せがんで来たので、
わたしが切り分けてあげるからね。
ヘンな真似するんじゃないよ!
と、釘を刺しておいてから、6等分に切り分けた。
切り分けると同時に、小次郎の箸がのびて来る。
わたしも負けまいと、ヘラで2切れ、スッとすくい上げ、
小皿へ移す。
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どれどれ?
ひと口食べて最初の印象は、思ったより「おだし」は
濃く仕上がっており、やや甘みも感じる。
続いて、たこのプリッとした食感と、ねぎの風味。
最後に“ほんわか”とした生地が口の中で溶けていく。
お好み焼があっさりしている分、濃い目の
おだしでバランスをとっているのかな?
うん。俺はもっとねぎの風味があったら
いいと思うな。
そうかなぁ?わたしは、これくらいでないと
いかや、たこの旨味を損なうような気がするよ。
とか言いながら、食い意地の張った姉弟は、辛うじて
“仲よく”ツケ焼を食べ終えた。















同時進行は大変そう(^^;だけど、両方楽しめるなんていいですね。
でも私はたこ焼きを自分で焼く自信がないわ〜。
茶々さん、こんにちは♪
お好み焼も、たこ焼も鉄板
に生地を流し込んだら、
後は何とかなるもんですよ。
こう言うの「肝が座る」
って言うんでしたっけ。