小粋ちゃんBlog

2008年10月アーカイブ

あっさりとしたお好み焼!

しかも、のど越しのよさがウリです。

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    コテコテした味はどうも苦手でねぇ。

 

以前、おばあちゃんの知り合いが言った

この一言がキッカケで生まれたメニュー。

 

 

ところで、ウチのおばあちゃんの作る「とろろ」は

わたし達、家族の大好物!!

ごはんの上にかければ、アッと言う間に2~3杯は

平らげられる。

─── 別に、わたしじゃなくても平らげられる・・・

 

    この「とろろ」をお好み焼にかけて食べて

    もらったら、どうだろうねぇ?

 

と、おばあちゃんが、ソース、しょうゆを塗らずに、玉子の

黄身を落とした「とろろ」をかけたお好み焼を用意した。

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    味が薄いんじゃないの?

 

と思う人もいるかも知れないけれど、全然、大丈夫!

「とろろ」には、しっかりとだしが効いている。

そして、ほんの少しだけ白醤油を加えて味を調えてある。

あっさりしているだけじゃなく、「和」のテイストが実感

できるお好み焼になっている!

 

    あぁ、「とろろ」をかけるだけで、こんなにも

    お好み焼って、やさしくて深い味わいになるんだ。

 

 

それに「とろろ」はヘルシーメニューだ。

食物繊維がたっぷり含まれているから、おなかが

キレイになる。

それから、消化が遅いので血糖値が上がりにくく、

脂肪がたまりにくいので、糖尿病予防や、ダイエット

にも役に立ちそう!

 

    うん、ウマイ!

    これならコテコテが苦手なお客さんも

    喜んでくれるよ!

 

と、お父さんが採用即決!

 

    おばあちゃん、

    何て名前のお好み焼にするの?

 

わたしが聞くと、おばあちゃんは、

 

    月見とろろを使うから「お月見焼」で

    いいじゃないか。

 

と、あっさりタイプのお好み焼は、あっさりと採用され、

あっさりと名づけられたのだった。

秘密の栗ぜんざい

2008年10月28日
 

お母さんとわたしは、この時期少しそわそわする。

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そわそわしながら、こんな会話を密かにする。

 

    どうだった?小粋。

 

 

    始まったよ。

    貼り紙を見たから間違いないよ!

 

 

ウチから、歩いて15分ほどの所に一軒の甘味屋があり、

これくらいの時期になると、「栗ぜんざい、はじめました」と、

甘味ファンが待ちに待った名物メニューを、しかも、

季節限定メニューを売り出すのだ。

 

ココの栗ぜんざいは、大きめのお餅がひとつ、

そして栗がごろごろ入っている。

小豆の表面はツヤツヤしていて、甘さひかえめ。

 

ただし、栗にこだわっているらしく、この栗がなくなると

売切れ御免!また来年もよろしくーっ!

ってコトになる。

それでも、だいたい10月後半から始まり、

翌年の2月上旬くらいまでは食べることが

できるので、何も慌てることはないのだけれど、

そこはソレ・・・

話題になるほど、少しでも早く食べたい!

1杯でも余分に食べておきたい!

と言う気持になるものだ。

 

だから、お母さんとわたしは、平日の空いている

時間を狙って、買物に出掛けがてら、その甘味屋へ

寄るのが、この時期のお楽しみなのだ。

 

しかし、平日とは言え、満席!

30分ほど待って、空いた席に着くなり、

 

    栗ぜんざい、ふたつね!!

 

お母さんとわたしは、同時に店員さんに注文する。

 

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ほんのり甘い小豆と栗!

こんがりと焼けたお餅・・・

 

    あぁ、今年もおいしい栗ぜんざいが食べられた☆

 

食べながら、お母さんが、

 

    いいかい、小粋。

    みんなには内緒だよ!

 

と言ってきたので、

 

    うんうん、わかってる。

    また、近いうちに食べに来ようね♪

 

と答える。

 

 

別に内緒にすることもないのだが、秘密にしておく

ことで優越感に浸り、人に知られると損をするような、

そういう気持・・・わかりますか?

かつお削りのおもてなし

2008年10月27日
 

焼き立てのお好み焼の上に、かつお削りを

パッとふりかけますよね。

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すると・・・

 

    さわさわさわさわ

      さわさわさわさわ

    さわさわさわさわ

      さわさわさわさわ

 

かつお削りが踊り出しますね。

 

 

人によっては、“さわさわさわ”じゃなく、

 

    ゆらゆらゆら

 

と、表現する人もいますし、

 

    ふにふにふに

 

と言う人もいるようで・・・

 

まぁ、とにかく、かつお削りが踊っているのを

眺めるのは結構、楽しくないですか?

何て言うんだろう・・・

 

    さぁ、お好み焼食べよっ!

 

と意気込む気持を、かつお削りが踊って、

なごませてくれているような・・・

そんなかつお削りの “おもてなし”を受けて、

ほのぼのとした気分になる。

 

 

    ほ~ら、お好み焼、出来たよ。

    さぁ、おいしく召し上がってね。

 

と、かつお削りが、

 

    さわさわさわさわ

    さわさわさわさわ

 

やんわりと語りかけてくれる。

 

 

この前、ウチの店に来てくれた家族客で、

3歳ぐらいのカワイイ男の子が、お好み焼の上の

かつお削りの真似をして、全身をくねくねさせながら、

両手を挙げて踊り出し、周りを笑わせていた。

 

思わず、わたしも吹き出しちゃいました☆

 

でも・・・

きっと、その男の子には、かつお削りの“おもてなし”

の言葉が通じたんだと思います。

もんじゃの食べ頃

2008年10月24日
 

さわやかな風が吹くこの頃は、

もんじゃがおいしい♪

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と言うわけなのかどうか?

最近、おかげ様でウチの店も忙しくなってきた。

お客さんの中には、

 

    もんじゃ食べるの初めて!

 

    わたし☆今日、もんじゃデビュー!

 

と言う人も少なくない。

 

 

    すみませ~ん・・・

    初めてなんで、作ってもらえませんか?

 

昨日も、3人の女性グループから頼まれたので、

 

    あ、ハイハイ。

    じゃあ、お作りしますね。

 

と答え、お決まりの土手を作って、生地を流し込むと、

 

    わあ~!

    もんじゃってホントにこうやって作るんだ~

 

    ええ、まぁ・・・

    みんな土手って言いますけどね。

    どうしても土手を作らなきゃダメってわけじゃ

    ないですから。

    最初から全部、鉄板に流し込んでもイイんですよ。

 

    ふぅん。

 

    わぁ、おいしそうなニオイしてきたね♪

 

    早く食べた~い!

 

 

花より団子!?な菊花展

2008年10月23日
 

秋らしく涼しい風を感じる頃になると、

全国各地で開催される菊花展。

もちろん私も毎年楽しみにしています♪

行き先は、浅草寺の菊花展!

 

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丹誠込めて育てられた大輪の菊、ステキですよね〜。

でも実はこのお写真、一昨年のものなんです…。

今年は菊の写真を収められず!

 

なぜって、それは…

 

カメラを忘れたわけでも、

落として壊したわけでもなく…

 

 

 

    小粋!来てくれたの!

 

友だちの“カズ”が迎えてくれた。

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ここは小さな美術館。

和紙を使った手作りの「照明」作品展が開催され、

カズの作品が出展されるので出掛けることにした。

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わたしが、こういう所で、こういう物を観てきた。

と言うと、たいていの人は狐につままれたような顔を

する。

わたしとアートが、あまりにもかけ離れ過ぎていると

いう、まぁ、意外性と言うか、ミスマッチと言うか・・・

 

されはさておき、以前、カズが、

 

    小粋はすごいね。

    自分でもんじゃやお好み焼のレシピを考えて、

    自分で上手に作ってお客さんに喜んで

    もらってるから。

 

と、妙にしんみりとした口調で言うので、

 

    いやぁ、そんな・・・

    全部、自分ひとりでやってる

    ワケじゃないしぃ・・・

 

ちょっと照れながら、わたしが答えると、

 

    わたしも何でもいいから、

    自分で考えて、自分で何か作ってみたい。

    そして人に喜んでもらいたい!

 

どちらかと言うと、のんびりタイプのカズが、

力を込めて言うから、わたしは戸惑いながら、

 

    どした?カズ・・・ドシタの?

 

と問い掛けると、

 

    わたし、昔から飽きっぽくて・・・

    何やっても長続きしなくて・・・

    みんなから呆れられてばかりだった・・・

 

わたしは、カズの目をまっすぐに見ながら、

 

    カズのお父さんは、襖や障子を扱う職人さん

    だよね。

    カズにも職人の血が流れてるんだから、

    お父さんに話して、襖をひとつ作ってみるとか・・・

    手近なところから始めるとイイよ。

 

 

そんな会話をしたことがあった。

あれから、もう1年は過ぎている。

えび、いか、ぶた肉

昔からお馴染みの具材トリオ。

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もんじゃ、お好み焼、そして焼そばにも、このトリオが

活躍する。

粉もん具材の中では、「三種の神器」とも言われている(?)

 

この3つがいっしょになると、お店によって「ミックス」と

言ったり、「デラックス」というネーミングのメニューに

なりますね。

 

やっぱりウチの店でも、もんじゃ、お好み焼、焼そば、

それぞれに、このトリオを使った

 

   「ミックスもんじゃ」

   「ミックス天」

   「ミックス焼そば」

 

が、そこそこ人気を集めていますよ。

 

 

まぁ、お店にもよりますが、例えば・・・

 

   ◆えびもんじゃ  700円

   ◆いかもんじゃ  700円

   ◆ぶたもんじゃ  700円

   ◆ミックスもんじゃ800円

 

と言うメニューがあるとしますよね。

そんな時、

 

    わたしは「えび」!

    迷わず「えび」だけっっ!!

 

と言う人と、

 

    ミックスか・・・

    えび、いか、ぶた肉入り・・・

    そうか!100円足せば、3種類の具が

    食べられる!

 

と思って「ミックス」を注文しちゃう人、どちらが

多いでしょうね?

 

わたしの場合、迷わず「ミックス」に行っちゃいますね。

いろいろな具を少しずつ味わいたいから。

 

 

まぁ、これもお店によりけりですが、

 

    何よ、これっ!!

    思ったより具の量が少ないじゃない!

    だったら、思いっきり「えび」に徹して

    「えびもんじゃ」にしとけばよかった!!

 

と後悔をすることもありますね・・・ハハッ。。

モッチリ☆べーめん

2008年10月15日
 

おや? こんな漢字あったっけ・・・?

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「米」と「面」どちらも馴染みのある漢字だけど、

でも、やっぱり初めて見る。

 

「麦」に「面」ならば、うどん、ラーメンなどの『麺』

「米」に「面」で、『べーめん』

 

そう。お米で作られた麺だから「べーめん」

 

そう言えば、最近、お米でできたパンにケーキ、

パスタなどを見かけたり、食べたりしたこと

ありませんか?

お米でできたお好み焼もあるそうですよ。

 

 

お米の麺と聞くと、わたしはベトナムのソウルフード

「フォー」を真っ先に思い浮かべます。

それから、「ビーフン」もお米からできていますよね。

 

 

こうして見ると、お米って、小麦粉の代わりに充分、

活躍できるんだなぁ・・・って思いませんか?

 

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と言うわけで、わたしも『べーめん』をいただきました。

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見た目は、フツーのうどん。

では、ひと箸・・・つるつるつるっ☆

 

    うん、おいしい!

 

モッチリとした食感は小麦粉のうどんとは微妙に違う。

お米らしい、モチッモチッとした、やさしくてふくよかな

噛み応え。

よく噛んでいると、ほのかに甘く、お米本来の風味が

広がっていく。

おつゆも上品な味わいで、一滴残さずいただきました。

 

ごちそうさまでしたーー♪

龍とみかん畑

2008年10月10日
 

実りの秋。

これから実りを迎えるみかん畑。

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今は、まだ青々とした実がなっているけれど、

熟した頃にはセーターやマフラーが要るかな?

 

 

わたしと小次郎は、町内会が企画した

「2008秋・さわやかウォーキング」に参加すること

になった。

 

「元気な若者も参加させろ」

と言う町内会長のひと声で、とにかく元気がある

ことだけは認められているわたし達が「若者代表」

として選抜されたわけだ。

 

こうして、みかん畑を眺めつつ、緑豊かな道を歩くのは

気持ちがいい。

秋は、景色が澄んで見える。

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ブラブラ歩く小次郎が、

 

    早く弁当食いてぇなぁ。

    やっぱ、こういう所なら、思いっきり大きな

    おにぎりをガツガツやるのが一番だな。

    タクアンなんかポリポリかじりながらさ。

 

 

    ちょっと、小次郎!

    食べ物の話はやめてよ!おなか空くじゃない。

 

わたしは、木になっている青いみかんがおにぎりに

見えてきたのに閉口しつつ、歩き続けた。

 

      *************************

やがて、小高い場所にある芝生広場にたどり着いた。

 

    ねえ、アレなあに?

 

わたしは、離れた所に見える石のモニュメントが

気になり、小次郎に向かって言った。

 

    え?あぁ、何だろう・・・

    ちょっと見に行ってみようか。

 

わたしと小次郎は、モニュメントに近づいていった。

近づくほど、大きなモニュメント。

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    デカッ!!

 

    ・・・・・・・・

 

    龍・・・かな?

 

    この辺りと何か関わりがあるのかな?

 

    みかん畑の守り神?

 

 

モニュメントを見上げていたら、もう限界!

 

    ぐぅぅ~・・・

 

おなかが鳴った・・・これも秋のせい?

これからの海の幸はおいしい。

sfood1.JPG

ウチの店でも、シーフードミックス天が好調だ。

 

生えび、生いか、たこ、ホタテ貝柱・・・

そして、これからの季節は生カキ!

ポイントは「生カキ」 ねっ!

 

4月から9月の間は、カキの代わりにアサリを使い、

これはこれでイケるけど、やっぱりカキの方が

お客さんのウケが良い。

 

とにかくシーフードミックス天の具は、

 

    生! 生! 生!!

 

sfood2.JPG

これらの具は熱が加わることで、どれも旨味が増す。

お口の中で、海のエキスがソースと絡まりながら

広がっていく。

 

 

ウチでは意外と、シーフードミックス天は女性客より

男性客の方がよく注文する。

それもお昼の時間帯より、夕方の方が注文は多い。

 

    多分、ビールによく合うんだろうなぁ。

 

    それに、カキは女性より、男性の方が好きな

    人が多いんだろうなぁ。

 

さらに・・・

 

    メタボを気にしている男性って多いんだろうなぁ。

 

なんて、わたしは勝手にそう思っているけれど・・・

 

 

シーフードミックス天は、何となく「豪華さ」があり、

「得した感」があり、火が通ったそれぞれの具に、

予想以上の味わいの「不思議さ」がある。

 

ま、そのへんを考えると“怪傑”と言ってもイイんじゃないかな。

9月の川柳結果発表!

2008年10月 7日
 

2008年9月

主題:「残り物には福」

皆さん、こんにちは!
今月から、川柳の発表をこちらではじめますので、よろしくね!

さて、残り物には福があると言いまして、人が取り残してしまった後のモノには、意外と利得があるようです。
まあ、慌てずゆったりと行きましょうよ。そんなわけで今月のお題は「残り物には福」。
あなたが実際に経験したことでも結構ですから、一句ひねってお送りください。
なるほどと頷きたくなる作風、笑える作風、シビアな作風の川柳をお待ちしています。

というお題でした!さて、結果は???

こいきアイスの誕生

2008年10月 7日
 

何とか「十目ミックスもんじゃ」がウチの店のメニューに

加わった。

ice0910.JPG

そんな時、ウチへアイスクリームを卸してくれる会社の

社長さんが訪ねてきた。

 

   ちょっと味をみてよ!新商品だからさ!

 

と、淡いピンクのアイスクリームを持ってきた。

 

 

社長さんと言っても、気さくで、パッと見た目は、

フツーのおじさん。(ごめんなさい)

 

   どれどれ?

 

と、ウチのお父さんとお母さんが味見をする。

 

   こりゃ何とも、不思議な味だねぇ。

 

   ウン!いいじゃないの。

   わたしは好きだよ。この味。

 

と、お母さんが絶賛。

 

 

   小粋ちゃんも、食べてみてよ。

   若いコの意見も大事だから。

 

それじゃ遠慮なく・・・

 

   おっ!?

 

確かに、お父さんの言うように不思議な味。

 

   で、どうだい?おいしいかい?

 

社長さんが身を乗り出して聞いてきた。

 

   うん。甘さがあっさり目で、いい香りがするから、

   もんじゃやお好み焼の後には合うんじゃない。

 

 

   そうかい!そりゃヨカッタ!

 

と、社長さんは、ウチのお父さんの肩をポンと叩いて、

 

   じゃあ、決まりだね!これ取り扱ってよ。

   イヤなに、すぐにメニューに加えろとは

   言わないよ。

   ここで食事したお客さんのサービスデザートと

   して始めてくれればいいんだ。

   それで評判がよかったら、正式にメニューに

   のっけてよ。

 

 

   へぇ~、それでいいのかい?

 

 

   ああ、但し、サービス期間は3ヵ月だけだよ。

 

 

   そりゃ、ありがたい話だね。

   でもさ、社長。このアイスクリームは何を使ってるの?

 

と、お母さんが社長さんに尋ねた。

 

   桃の果汁と、こだわりのミルク。

   それに桜の香りをつけたのさ。

 

社長さんは得意そうに答えた。

 

   桃とミルクと桜か・・・

   で?このアイス、なんて名前なんだい?

 

今度はお父さんが尋ねる。

 

   こいきアイスさ。

 

と、事もなげに答える社長さんに、お父さんもお母さんも、

そして、わたしも同時に、

 

   ええーっ!こ・い・き!?

 

 

   な~にね。小粋ちゃんが、新しいメニューを

   考えたって聞いたんでね。

   こんなカタチで、ちょっとお祝いをしたくなったのさ。

   小粋ちゃんは、オレの娘みたいなもんだからよっ!

 

そう。社長さんには、小さい頃から、とても可愛がってもらっている。

 

   どうだい?色合いも、味も

   小粋ちゃんのイメージ通りだろ?

   これでも、チョイとばかり苦労して作ったんだよ。

 

 

   ありがとう!社長さん☆

 

 

わたしは嬉しかった。

だから、不覚にも・・・

わたしの頬に熱いモノが、一筋流れた。

秋の虫たちへ

2008年10月 6日
 

朝、店の玄関先を掃除していたら、

一匹のバッタを見つけた。

batta1.JPG

 

バッタ?・・・いや、イナゴ?

 

まぁ、どちらにしても、ブロックの上に

止まったまま、じっとして動かない。

何か考え込んでいるようにも見える。

 

バッタは鳴かないけれど、この季節は

スズムシ、コオロギなど、わたし達の耳に

快い音色をもたらしてくれる。

 

道路を行き交う自動車の音と違って、

秋の虫たちの音色は耳に障らない。

 

ずっと聞いていても飽きない。

 

そう・・・

こうしている今も、リリリ・・・コロコロ・・・と

秋の虫たちが鳴いている。

batta2.JPG

 

もう間もなくしたら、この音色も聞けなく

なっちゃうね。また来年の秋もよろしくね。

 

 

そんなことを思いながら、しばらくの間、

わたしは箒を手にしたまま、ぼ~~っ

としていた。

 

やがてバッタは、ブロック塀によじ登り・・・

 

    ぴょーん!!

 

と跳ねて、何処かへ行ってしまった。

おはぎ作りに挑戦!

2008年10月 3日
 

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この前、コスモスで秋を感じた私ですが、

今度は彼岸花でしみじみ秋を満喫中。

真っ赤な彼岸花がたくさん咲いていると

ついつい見とれてしまいます。

知ってる?神戸たこ焼

2008年10月 2日
 

たこ焼は、お皿にのってソースがかかっている。

明石焼(玉子焼)は朱塗りの板に並べられ、おだしに

つけて食べる。

K_tako1.JPG

神戸のたこ焼はソースをぬって、どんぶりに

盛り付けてから、おだしをかけて食べる。

 

たこ焼と明石焼の合体バージョン・・・かな?

 

 

はじめて見たときは、

 

   え゛っ・・・?

 

と引いちゃったけど・・・

K_tako2.JPG

 

いざ食べてみると、これが意外にクセになっちゃうんですよ!

 

たこ焼が“ふわぁ~” “とろりん”となって、

ソースの味がやわらかくなって、

おだしも全部、飲めちゃう。

 

 

普通のたこ焼を食べていると、

 

   あぁ、神戸たこ焼、食べたいな・・・

 

なんて、思うことがあるくらい。

 

あなたも、おウチでたこ焼を作るとき、

おだしを用意して、一度試してみてね。

「十目ミックスもんじゃ」が出来上がるまで、

もう、3分も掛からない。

10mon3.JPG

 

ソースも、しょうゆも使わず、濃厚なだしで溶いた

粉に、10種類の具の旨味を活かした・・・つもりの・・・

 

 

   おっ!ナニ?・・・新メニュー?

   何で?何で色が白いの?

   ねぇ、とんこつ味なの?

 

小次郎が立て続けに聞いてくる。

 

   違うよ。

   かつおとサバと昆布でしっかりだしを取った

   だけ。

   具は10種類入ってるから。

 

 

   そっか!

   そう言われれば、とんこつの匂いじゃないな。

   ウン!魚介系の匂いだ。

   赤、緑、黄色で結構、キレイじゃん。

 

と、ここで、きざみしょうが、青ねぎ、コーンによる

色彩効果は認められたわけだ。

 

   さぁ、小次郎。

   食べてみて!十目ミックスもんじゃだよ!

 

 

   ・・・・・・・・・

 

 

   さぁ!どうしたのさ?

   早く食べなよ。

 

ヘンなところで警戒する小次郎の手に、わたしは

「はがし」を持たせた。

 

浮かない顔をしながら、小次郎がひと口食べる。

・・・と、

 

   ▽★※!!

   ■@∞▲*◇●↑↑↑

 

 

   ど、どうしたの?

   こ、小次郎!?

 

 

   Ψ◆φ☆!!!

 

どうやら興奮しているらしい小次郎は、

何を言っているのか分からない。

 

わたしも「はがし」でひと口・・・うん!?

もう、ひと口!

 

   おいしーーっ☆

 

全体が、とてもやさしい味わい・・・

何て言うんだろう?

どこか懐かしく、包み込まれるような心地よい味。

生えびと生いかのプリッ!とした食感。

鶏肉のマッタリとした旨味。

魚介類と野菜からも、ちゃんと旨味エキスが出ている。

きざみしょうがは、ねらい通り、味わいを引き締めてくれている。

 

 

   やったな!アネキ!!

   激ウマだぜ!

 

   ホント?小次郎!

   ホントにおいしいと思うかい?

 

わたしは、のぼせ上がって、何度も何度も小次郎に

問い掛けた。

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