小粋ちゃんBlog

陶磁器職人・後編

2009年2月 3日

さっきから、職人さんは黙々と仕事をしていますねぇ。

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お茶碗などに模様や絵を描く「モロ」と呼ばれる

部屋も見学させてもらいました。

 

形が出来上がった器に、思いを込めて描く、

この瞬間も緊張するのだそうです。

 

 

さあ、こちらが職人さん自慢の焼窯です。

年季が入っていますね。

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3日3晩、火を絶やすことなく1000℃以上の熱

で焼き続け、焼きあがった作品は、小さな倉庫の

中で出荷の日を待ちます。

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ざっと、こんな工程ですが、手造りは大変な

体力と神経を使うそうで、その分、焼き上がった

作品ひとつひとつに愛着が湧き、いつまでも

忘れられないのだとか・・・。

 

 

今度、わたしも自分のお茶碗を作らせて欲しい!

と職人さんに頼んでみたら、先程までの険しい

眼つきが、急にやさしくなって、

 

    俺がヒマなときに呼んでやるよ。

 

と言ってくれました。

 

 

でも、3日3晩、焼窯に付いてなくちゃいけない

のは大変かも・・・。

 

 

そうなんです。

昔は焼窯の火力を保つため、職人さん達が

ロクに眠りもせず、番をしていたそうで、

そんな時の食事が五目ごはんだったそうです。

職人さん達の間では、短くして「ゴモ」と呼ばれて

います。

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焼窯の前で、手っ取り早く食事を済ますためと、

鶏肉、ごぼう、にんじん、こんにゃくを混ぜ込んで、

少しでも栄養バランスを整えるために食べられ

てきた「ゴモ」を、わたしもご馳走になりました。

 

 

手造りにこだわる職人さんの熱い思いを

噛みしめながら、じっくりと「ゴモ」を味わい

ました。