小粋ちゃんBlog

イイ雰囲気のお店って?

2009年4月16日

ウチのおばあちゃんは行く先々で、必ずおいしい

お店を知っている。不思議だねぇ・・・

 

0904sobaya1.JPG

    小粋。ちょっと知り合いの人の

    所まで荷物を届けに行くから、

    ついて来ておくれよ。

 

 

    アイヨッ!

 

おばあちゃんについて行けば、おいしいものが

食べられる!

と言うわけで、わたしは、おばあちゃんの

荷物を持って、ついて行きました。

 

わたしは胸を躍らせながら、電車を乗り継いで、

無事におばあちゃんの知り合いの方のお宅へ

荷物を届けることができました。

 

 

その後・・・

 

    うん。イイ時間になったョ!

    お昼時だねぇ。

 

と思っていると、

 

    そこへ入って食べようか?

 

おばあちゃんは、少し古めかしい感じの建物を指差した。

どうやら、おそば屋さんのようだ。

 

 

おばあちゃんは、おそばが大好物だからネ☆

 

0904sobaya2.JPG

出て来たざるそばは、とてもツルツルッとして、

シコッとした食感が際立っている。

つゆもよく出来ていて、そばの風味を引き立てている。

 

 

    ねぇ、何でおばあちゃんは、

    たくさんのおいしいお店を知っているの?

 

食べ終えて、わたしは素朴な疑問を、おばあちゃんに

投げ掛けた。

 

    まぁ、これも年の功って言うのかねぇ。

 

と、ゆっくりお茶を飲みながら、おばあちゃんが答える。

わたしは、さらに質問する。

 

    おばあちゃんにとって、イイお店ってなぁに?

 

    おいしいだけじゃなくて、いつでも気取らずに

    入ることができるお店だね。

 

    そうか!気取りのない雰囲気のお店って、

    わたしも大好き!

    逆に、「いかにも」って感じで飾られた

    雰囲気のお店は苦手だなぁ。

 

と、わたしが言えば、

 

    そうだねぇ。

    でも、雰囲気ってのは、飾ったり、

    作ったりするモンじゃなくて、

    時間とともに醸し出されていくものさ。

 

と、おばあちゃんがニコリと笑う。

 

    ふぅん・・・

 

わたしは、よく分からなかったので曖昧に

返事をすると、おばあちゃんは、こう言った。

 

    お店で働く人たち、出してくれる料理、

    それをいただくお客さん。

    これらの関係が上手く行くと、

    イイ雰囲気のお店に仕上がっていくと

    思うねぇ、わたしは。

    少しずつ古くなっていくテーブルや椅子、

    暖簾に看板・・・これらも時間とともに

    雰囲気を出してくれるものさ。

    何もキレイで、新しいばかりが

    イイわけじゃないと思うよ。

 

 

    そうか・・・そうかもネ。

 

 

    お店もね、人と同じで、

    いくら着飾ってみても、

    基がシッカリしてなくちゃ、

    箔が付いて来ないモンさ。

 

さすが、おばあちゃん・・・。

 

お店にとっての基と言うのは、店主の考え方、料理、

そして、そのお店で喜んでくれるお客さんがどれだけ

いるか・・・だねぇ。

 

と、この日もわたしは、おばあちゃんに、おいしいモノと、

ためになるお話しをいただきました。