弟の小次郎は、野球部に入っている。
この日、野球部の仲間、ふたりを連れて、
ウチの店で焼そばを食べていった。
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小次郎と違って、ふたりとも大きな身体で、
いかにもスポーツマン!!って感じ。
その大きなふたりに向かって小次郎が、
よぅし!
オレが焼そば、作ってやるからな!
と、張り切った声で言う。さらに、
アネキ!焼そばだ!
と、エラそうに、わたしに言ってきた。
仲間の前で、いいカッコしたいんだ・・・
まだ子供だよ、コイツは。
と、わたしは思いつつ、とりあえず3人前の
焼そばを用意してあげた。
鉄板に火をつけて、小次郎はさっそく焼そばを
作り始めた。
わたしは、その様子を遠目に見ていたが、
なかなか手際よく焼き上げている。
なっ?いいか?
焼そばってのは、こうやってさ、
サクサク手早く作っていくんだ。
と、小次郎は、仲間ふたりに言いながら、
イイ気になっている。
ふたりは、ジッと鉄板の上で作られていく
焼そばを見つめながら、ウンウンと素直に
頷いている。
と、ここで小次郎は、仕上げに玉子を鉄板の
上に落とし、目玉焼きを作ろうとした・・・けど、
3つとも玉子の黄身が壊れてしまった。
(あちゃ~!!)
と言う思いが、小次郎の顔に表れているのを、
わたしは看破した。
しかし、小次郎は、仲間ふたりに失敗したことを
悟られまいと、ヘラで玉子をササッと溶いて、
薄くのばし、これを焼そばの上に盛り付け、
よしっ!出来上がりだ。
さあ、ふたりとも、食べてくれっ!!
・・・だって。
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わたしは、おなかの中で苦笑しつつ、
ウーロン茶を 3杯、テーブルへ運んでいった。















オム焼きそば!になりましたね〜。
いいカッコしたい年頃、懐かしいですね。恥ずかしい思い出ばかりですけど(滝汗)
takeさん、コメントありがとう
ございます。
オム焼きそばと受け取っていた
だけると、ウチの小次郎も喜ぶ
かも知れません。
小次郎は生意気なだけで・・・
まったく、もうっ!!って感じ
です。