小粋ちゃんBlog

小次郎、焼そばを作る

2009年5月15日

弟の小次郎は、野球部に入っている。

この日、野球部の仲間、ふたりを連れて、

ウチの店で焼そばを食べていった。

TAMASOBA01.JPG

小次郎と違って、ふたりとも大きな身体で、

いかにもスポーツマン!!って感じ。

 

 

その大きなふたりに向かって小次郎が、

 

    よぅし!

    オレが焼そば、作ってやるからな!

 

と、張り切った声で言う。さらに、

 

    アネキ!焼そばだ!

 

と、エラそうに、わたしに言ってきた。

 

 

    仲間の前で、いいカッコしたいんだ・・・

    まだ子供だよ、コイツは。

 

と、わたしは思いつつ、とりあえず3人前の

焼そばを用意してあげた。

 

 

鉄板に火をつけて、小次郎はさっそく焼そばを

作り始めた。

わたしは、その様子を遠目に見ていたが、

なかなか手際よく焼き上げている。

 

 

    なっ?いいか?

    焼そばってのは、こうやってさ、

    サクサク手早く作っていくんだ。

 

と、小次郎は、仲間ふたりに言いながら、

イイ気になっている。

ふたりは、ジッと鉄板の上で作られていく

焼そばを見つめながら、ウンウンと素直に

頷いている。

 

 

と、ここで小次郎は、仕上げに玉子を鉄板の

上に落とし、目玉焼きを作ろうとした・・・けど、

3つとも玉子の黄身が壊れてしまった。

 

    (あちゃ~!!)

 

と言う思いが、小次郎の顔に表れているのを、

わたしは看破した。

 

しかし、小次郎は、仲間ふたりに失敗したことを

悟られまいと、ヘラで玉子をササッと溶いて、

薄くのばし、これを焼そばの上に盛り付け、

 

    よしっ!出来上がりだ。

    さあ、ふたりとも、食べてくれっ!!

 

・・・だって。

TAMASOBA02.JPG

 

わたしは、おなかの中で苦笑しつつ、

ウーロン茶を 3杯、テーブルへ運んでいった。

コメント(2)

オム焼きそば!になりましたね〜。

いいカッコしたい年頃、懐かしいですね。恥ずかしい思い出ばかりですけど(滝汗)

takeさん、コメントありがとう
ございます。
オム焼きそばと受け取っていた
だけると、ウチの小次郎も喜ぶ
かも知れません。
小次郎は生意気なだけで・・・
まったく、もうっ!!って感じ
です。