うわぁ、たくさん泳いでいるねぇ!
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買い物の帰り道、わたしは通り掛った公園の
池を眺めて、思わず声をあげた。
ずいぶん殖えたねぇ。
と、お母さんも池をのぞき込みながら、
ちょっと驚いている様子。
鯉にエサを与えることが、近所の子供たちにとって、
楽しいお遊びになっており、この池の鯉たちは
そのおかげで、すくすく育ち、どんどん繁殖している。
今日も小さな子供たちが、パンくずや麩を
池に撒いて鯉に与えていました。
こっちでエサを撒けば、
こっちでバチャバチャバチャッ!!
あっちへエサを撒けば、
あっちでバチャバチャバチャッ!!
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こうしてエサに群がる鯉が、
食い意地の張った小粋と小次郎に
見えてくるねぇ。
と、笑いながらお母さんが言った。
なっ!なんてコト言うの!
お母さん!!
小次郎はともかく、わたしまで出さないでよ!
わたしは、声を大にして抗議した。
そうかい?
小次郎と変わらないと思うけどねぇ。
と言って歩き出すお母さんの後について、
わたしは、買い物袋を持ちながら、
さらに抗議をしようと口を開けた時、
お母さんが、
今夜は小粋たちの好きな
から揚げをたっぷり作ってあげるよ。
と言った。
わあ☆
開いた口から抗議の言葉の代わりに
歓喜の声を出したわたしは、ここで、
やっぱ、鯉と変わらないかな?
と思った。















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