ここ最近、お昼に広島焼を食べに来てくださる
お客さんがいます。
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もう60半ばを過ぎたお歳だと思いますが、
背丈が高くて、とても姿勢がよく、眼がイキイキと
輝いている男の人です。
ウチへ来てくださるのは、決まって午後2時。
ワザと繁忙な時間帯を避けて来てくれて
いるような気がした。
今日も、わたしは広島焼を、そのお客さんの
目の前で焼きました。
もう、これで5回目ぐらいになるので、わたしは、
焼きながら、お客さんに尋ねてみました。
広島焼がお好きなんですね。
すると、お客さんは笑顔で、
うん。生まれがあちらの方でね。
もう、こっちに越してきて20年以上に
なるけれど、子供の頃、よく食べていた
コレの味が忘れられなくて。
と答えてくださいました。
そうですか。
そう言えば、この辺りで広島焼を
出すのは、ウチだけですね。
わたしが言うと、お客さんは、
うん。ちょっと足を延ばして、
ほかの店で食べたことがあったけれど、
ちょっと違っていたんだ。
と言った。
わたしは、仕上げに青のりとかつお削りを振りながら、
ハイ、出来ました!
でも、気になりますね。
その違いって何ですか?
と尋ねると、
お客さんはコテで広島焼を切り分けながら、
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ここの広島焼は、そばにシコッとしたコシがある。
こっちに越して来て、何軒かの店で食べたけれど、
そばが違っていたんだ。
それとね。
この一番下の生地。これも、だしの旨味が
伝わってくる。
この店だけが、そばも、生地も、僕にピッタリだった。
そう言って、おいしそうに口を動かした。
ウチの場合、広島焼に使う麺は細めでも、
コシのある麺を選んでいる。
生地には昆布と数種類の魚の節からとった
「だし」が使われている。
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ご存知の通り、広島焼は重ね焼きスタイルなので、
食べているうちに、土台の生地、中間のそば、
そして一番上の玉子が分解していく。
大阪の混ぜ焼と違って、それぞれが分解してしまい、
単独で食べられる時のことを考え、広島焼の生地は、
混ぜ焼のお好み焼とは別仕込みになっている。
ああ、おいしかった!
また来るから、その時も焼いてね。
そのお客さんの満足そうな笑顔を見て、
ありがとうございます。
お待ちしています☆
わたしも、明るい笑顔でお礼を言った。
店の考え方や工夫が、お客さんに伝わることって、
そこで働くわたしたちにとって、すごく嬉しくて、
すごいエネルギーになるんですよ☆















うわーめっちゃ美味しそう〜!!
粉もん、けっこーお店によって味違うんですよね。小粋ちゃんの広島焼き食べたいです!!
ゆーたさん、コメントありがとう
ございます。
どーぞ、どーぞ☆
ぜひお越しください♪
おいしい広島焼をお作りしますよ。