小粋ちゃんBlog

伝心☆広島焼

2009年7月 9日

ここ最近、お昼に広島焼を食べに来てくださる

お客さんがいます。

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もう60半ばを過ぎたお歳だと思いますが、

背丈が高くて、とても姿勢がよく、眼がイキイキと

輝いている男の人です。

 

 

ウチへ来てくださるのは、決まって午後2時。

 

 

ワザと繁忙な時間帯を避けて来てくれて

いるような気がした。

 

 

今日も、わたしは広島焼を、そのお客さんの

目の前で焼きました。

 

もう、これで5回目ぐらいになるので、わたしは、

焼きながら、お客さんに尋ねてみました。

 

    広島焼がお好きなんですね。

 

すると、お客さんは笑顔で、

 

    うん。生まれがあちらの方でね。

    もう、こっちに越してきて20年以上に

    なるけれど、子供の頃、よく食べていた

    コレの味が忘れられなくて。

 

と答えてくださいました。

 

 

    そうですか。

    そう言えば、この辺りで広島焼を

    出すのは、ウチだけですね。

 

わたしが言うと、お客さんは、

 

    うん。ちょっと足を延ばして、

    ほかの店で食べたことがあったけれど、

    ちょっと違っていたんだ。

 

と言った。

 

 

 

わたしは、仕上げに青のりとかつお削りを振りながら、

 

    ハイ、出来ました!

    でも、気になりますね。

    その違いって何ですか?

 

と尋ねると、

お客さんはコテで広島焼を切り分けながら、

0907HY_2.JPG

    ここの広島焼は、そばにシコッとしたコシがある。

    こっちに越して来て、何軒かの店で食べたけれど、

    そばが違っていたんだ。

    それとね。

    この一番下の生地。これも、だしの旨味が

    伝わってくる。

    この店だけが、そばも、生地も、僕にピッタリだった。

 

そう言って、おいしそうに口を動かした。

 

 

ウチの場合、広島焼に使う麺は細めでも、

コシのある麺を選んでいる。

生地には昆布と数種類の魚の節からとった

「だし」が使われている。

 

0907HY_3.JPG

ご存知の通り、広島焼は重ね焼きスタイルなので、

食べているうちに、土台の生地、中間のそば、

そして一番上の玉子が分解していく。

 

 

大阪の混ぜ焼と違って、それぞれが分解してしまい、

単独で食べられる時のことを考え、広島焼の生地は、

混ぜ焼のお好み焼とは別仕込みになっている。

 

 

    ああ、おいしかった!

    また来るから、その時も焼いてね。

 

そのお客さんの満足そうな笑顔を見て、

 

    ありがとうございます。

    お待ちしています☆

 

わたしも、明るい笑顔でお礼を言った。

 

 

店の考え方や工夫が、お客さんに伝わることって、

そこで働くわたしたちにとって、すごく嬉しくて、

すごいエネルギーになるんですよ☆

 

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コメント(2)

うわーめっちゃ美味しそう〜!!
粉もん、けっこーお店によって味違うんですよね。小粋ちゃんの広島焼き食べたいです!!

ゆーたさん、コメントありがとう
ございます。

どーぞ、どーぞ☆
ぜひお越しください♪
おいしい広島焼をお作りしますよ。