近所の喫茶店がリニューアルするそうで、
10日ほど前から改装工事に入っていました。
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この喫茶店は、わたしが中学3年生の時、
クラスメートだった男の子の両親が経営していて、
今回のリニューアルにあたり、クラスメートだった彼も、
本格的にお店を手伝うことにするそうです。
もともとサンドイッチが売りのお店で、
たくさんのお客さんから好評を得ていました。
この前、道で彼に会った時、
オレのサンドイッチの試食に来てくれよ。
と、わたしに言ってくれたので、
リニューアルオープン前のお店へ出かけ、
彼のサンドイッチをいただきました。
出てきたサンドイッチを見ると
・・・???・・・?
見た目には似ているけれど、このお店の
サンドイッチではないような気がしました。
とりあえず、一切れ手にすると、
ボタボタッ・・・
サンドイッチに使われているドレッシングが垂れてきた。
!・・・@■*◇∑!
危うく、わたしは自分の服にドレッシングを
垂らすところだった。
ちょっと、コレおかしいよ。
なんでドレッシングが垂れてくるの?
サウザンドドレッシングって言うんですか?コレ。
そのドレッシングを、やたら使っているせいか、
サンドイッチの下から、にじみ出て来ている。
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それに、よく見ると作り方が雑で、
きれいに仕上がっていない。
そう言えば、コイツ、
不器用だったな・・・。
と、わたしも人のことはあまり言えないけれど、
このサンドイッチはお客さんに出せないと思った。
やっぱ、ドレッシング多すぎた?
味が薄いんじゃないかと思ったんで・・・。
彼は、わたしに新しいおしぼりを出しながら、そう言った。
まぁ、わたしも初めの頃は、
満足にもんじゃやお好み焼を
作れなかったからねぇ・・・。
でも、看板商品だから、しっかり作り方
覚えないと、お客さんを逃がしちゃうよ。
ま、焦らずに頑張って!
彼は頷き、お詫びのつもりかケーキを出してくれた。
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今、小粋は自分の店のメニューなら、
何でも作れるんだろ?
そうなるまでに、どれくらい
時間が掛かった?
と、彼が尋ねてきた。
わたしはケーキを食べながら、
わたしだって、まだ半人前よ。
もんじゃ、お好み焼、焼そば・・・
それぞれ作り方には基本があるから、
まず、それをしっかり覚えた。
それが半年くらいだったかな。
と答え、さらに、
サンドイッチも作り方に基本が
あると思うな。
その基本を覚えれば、いろいろな
メニューも自然に作れるようになるよ。
と言った。
そっか、基本か。
彼はそう言って、何度も頷いていた。
わたしは、ご馳走になったお礼を言い、
オープンしたら、おいしいサンドイッチを
食べに来るからね。
頑張って!
もう一度、彼にエールを送った。
















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