いらっしゃいませ☆
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熟年のご夫婦のお客さんにお越しいただきました。
ふたりでメニューを覗き込みながら、
何を頼もうか?
と迷っているようです。
とても仲の良さそうなご夫婦で、
あんな感じで、ずっと仲よくしていられたら
幸せだろうなぁ・・・。
と、わたしは憧れながら、ふたりの様子を
見ていました。
やがてダンナさんの方が、わたしを呼んで、
まず、ミックスお好み焼をください。
と注文してくださいました。
ミックス焼を運んでいくと、今度は奥さんの方が、
アノ・・・、
わたしたち、外でお好み焼食べるの
初めてなの。
すみませんが、焼いていただけるかしら?
と、わたしに言いました。
ハイ、お焼きしますよ!
わたしは快く、ふたりの前でミックス焼を
焼くことにしました。
わあ!ふっくらしておいしそうだね。
ダンナさんが、お好み焼を眺めて、そう言うと、
本当に!やっぱりプロに焼いて
もらうのが一番ね。
と、奥さんもにこやかに答えます。
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焼き上がってソースを塗りながら、
マヨネーズをかけますか?
と尋ねると、ダンナさんが、
はい、お願いします。
と、丁寧に答えてくださいました。
かつお節と青のりもかけますか?
さらに尋ねると、今度は奥さんが、
ええ、お願いします。
と、やはり丁寧な口調です。
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はい、出来上がりです☆
熱いのでお気をつけください。
どうぞ、ごゆっくりお召し上がりください。
わたしがそう言うと、ふたり声を揃えて、
お世話を掛けました。
ありがとうございます。
と、丁寧なお礼の言葉をいただきました。
その「ありがとうございます」が、すごく心がこもっていて、
とても温かくわたしの胸に響いてきました。
夫婦揃って物腰が穏やかで・・・。
驕らず、気取らず・・・。
わたしも歳をとったら、あんなふうに
成熟した人間になれるといいナ。
わたしは、このお客さんから、ちょっとした感動を
もらいました。
さて、ミックス焼の後は明太もちチーズもんじゃの
注文をいただき、またご夫婦の前で焼きました。
















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