小粋ちゃんBlog

小粋のマル秘レシピ: 2008年8月アーカイブ

もんじゃと言えば、鉄板へ、まずキャベツなどの具を炒め、

ま~るく土手を作って、土手の中に生地を流し込む・・・

と言うスタイルが定着していますよね。

 

でも、おじいちゃんの話では、昔はキャベツや、あげ玉

なんて入ってなかったそうだ。

 

ってコトは、土手が作れない・・・。

 

    ドバーッと鉄板の上に広げりゃいいんだよ。

    ドバーッとね!

 

おじいちゃんは、今でもそう言うけれど・・・

 

asakusa_monja.JPG

でも、おウチでもんじゃする場合、ホットプレートを使う

ことになる。

ホットプレートは、せいぜい直径が30~40センチ。

それにお店の鉄板と違って、熱力が弱い。

 

asakusa_monja_2.JPG

そうなると、やっぱり具を先に炒めておいてから、土手を

作っておいた方が、具に火が通るし、生地が流れ出なくて、

作りやすいってコトになるのかな?

 

エッ?わたし?わたしも土手作る派ですねぇ。

わたしの場合は、儀式って言うのかなぁ~。

なんか、こう、もんじゃは、土手を作るのが楽しいと思うの。

楽しく作って、楽しく食べるための儀式だねぇ。

 

おウチで作る場合は別として、あなたは、

 

    土手作る派?作らない派?

 

どちらですか?

お好み焼とたこ焼を、同時進行で作ったものの、

たこ焼を、ほとんど小次郎に食べられたわたしは、

反射的にヘラを取り上げた。

 

tukeyaki_1.JPG

 

小次郎の手にヘラを持たせては、お好み焼まで

食べられてしまうと思ったからだ。

 

お好み焼は「ツケ焼」と言い、粗めに刻んだねぎ、

いか、たこ、生姜などが具になっていて、別で、

あげ玉を浮かべた「おだし」が付いてくる。

ソースを塗らずに、この「おだし」に浸して食べる

と言うわけだ。

 

 

焼き上がったお好み焼を物欲しげに眺めている小次郎が、

 

   さあ、早く食べようよ~

 

と、せがんで来たので、

 

   わたしが切り分けてあげるからね。

   ヘンな真似するんじゃないよ!

 

と、釘を刺しておいてから、6等分に切り分けた。

 

切り分けると同時に、小次郎の箸がのびて来る。

わたしも負けまいと、ヘラで2切れ、スッとすくい上げ、

小皿へ移す。

tukeyaki_2.JPG

tukeyaki_3.JPG

 

どれどれ?

ひと口食べて最初の印象は、思ったより「おだし」は

濃く仕上がっており、やや甘みも感じる。

続いて、たこのプリッとした食感と、ねぎの風味。

最後に“ほんわか”とした生地が口の中で溶けていく。

 

   お好み焼があっさりしている分、濃い目の

   おだしでバランスをとっているのかな?

 

   うん。俺はもっとねぎの風味があったら

   いいと思うな。

 

   そうかなぁ?わたしは、これくらいでないと

   いかや、たこの旨味を損なうような気がするよ。

 

とか言いながら、食い意地の張った姉弟は、辛うじて

“仲よく”ツケ焼を食べ終えた。

お好み焼用とたこ焼用の鉄板がいっしょにセット

されているお店へ行ってきました。

O&Tteppan.JPG

OKO&TAKO.JPG

 

小次郎は、そのお店に行ったことがあるらしく、

お好み焼を焼きながら、たこ焼もうまく作ること

ができた!と自慢してるけど、どうだかねぇ~。

 

 

   さあ、不器用なアネキは両方同時に作れるかな?

   やってみな!

 

   何よ、エラそうに!

   アンタに不器用って言われる筋合いはないよ!

 

まず、たこ焼を注文。それからお好み焼はナニに

しようかな?どうせなら珍しいメニューがいいね。

「ツケ焼(おだしにつけて食べるお好み焼)」が気になった

ので、それを注文。

 

   さあ、イッチョーやるか!

 

わたしは鉄板が充分に温まったことを確認して、先に

たこ焼から取り掛かった。

 

 鉄板に生地を注ぎ入れ、

   たこを入れて、

    あげ玉、ねぎ、きざみ生姜・・・

 

 おっ?小えびも付いてるから、これも入れちゃえ。

 

よしっ、次!

 

ツケ焼は、粗めに刻んだねぎと、いか、たこ、生姜、

そして、玉子とあげ玉が具に使われている。

手早く混ぜ合わせて、鉄板の上に・・・ ジュゥ~っと

いい音がしたね。

 

ホイ、次!

 

たこ焼をひと通り、くるりと返してカリッと焼いて

いかなくちゃ・・・オッと、そろそろお好み焼も返して

あげないと・・・アラヨッ!

 

さあ、次・・・

 

   たこ焼、そろそろ焼き上がるよ。

 

と、小次郎がのん気な顔をして言ってきた。

 

   わかってるよ、そんなこと!

 

わたしは、焼けたたこ焼を小皿に移し、ソースとマヨ

ネーズをかけた。

 

tako_mayo.JPG

   へへっ・・・アネキ、まだまだ未熟だな。

 

   ナニがさ?

 

   ほれ、マヨネーズのかけ具合が乱れてるぜ。

 

   ふん!大きなお世話だよ!!

 

たこ焼を焼き上げ、お好み焼もできあがり、ウーロン茶

を飲みながら、一息ついている間に、18個のたこ焼の

うち、12個を小次郎に食べられた。

 

愕然としたので、「ツケ焼」のお話しは、また明日。

もんじゃdeカナッペ

2008年8月18日
 

やってみました!もんじゃでカナッペ☆☆☆

 

ホラ、いろいろと少しずつ食べたいなぁ~って思うこと

あるでしょ?

 

もんじゃで、そんな食べ方ができないかなぁ~、と考え

ていたら、ふと浮かんだのが「カナッペ」

 

    ウン、いいんじゃない!さっそくやってみよう!

 

kanappe1.JPGのサムネール画像

 

 

母、たこ焼で説教する

2008年8月 6日
 

弟の小次郎は、何かとわたしに喧嘩を売ってくる。

売られた喧嘩は買わなくちゃ、下町っ子の名がすたる。

 

今日も小次郎は、自分の不注意でソースをシャツに

つけたのに、わたしのせいにして来た。

 

たこ焼を焼いていたお母さんが、言い合いをしている

わたしたちの間に入って、

 

    小粋、アンタはお姉さんなんだから、

    もう少し小次郎の面倒を見てあげなきゃ。

 

    だって・・・

TAKOYAKI_0.JPG

 

    小次郎、お前もおかしな言いがかりを

    つけるんじゃないよ。

    それに小粋。ちょっとぐらい腹が立ったって

    汚れたシャツを洗ってやるくらいの心の広さ

    を持たなくちゃ。

 

    そんなぁ・・・

 

 TAKOYAKI_2.JPG

    いいかい。この「たこ焼」をごらん。

    外は丸く、芯は熱く、列を乱さず、

    常に人様から好意の目で迎えられるような、

    そんな人間になるんだよ。小粋。

 

    あい・・・

 

それにしても・・・ 「たこ焼」を使って説教するなんて・・・

お母さんって、やっぱりスゴイ・・・?

食卓の彩り

2008年8月 1日
 

ううっ・・・暑い・・・

 

酷暑が続き、鉄板に向き合う毎日がツライ。。

 

それでもお客さんは来てくれる。

暑い中、もんじゃやお好み焼を食べに、わざわざ来てくれる。

    毎度ありがとうございます。

    また、よろしくお願いします。

 

今日も何とか、お店の仕事を終えて、さあ、晩ごはん!

yuba_1.JPG

 

近所のお豆腐屋さんへ行って、おばあちゃんが買って

きてくれた寄せ豆腐だ。

ここの寄せ豆腐は、大豆本来の甘みがあって、ふくよかな

味わい。

 

    あれ?この上にかかってるのは、な~に?

 

    これかい?きざみ湯葉だよ。

 

と、おばあちゃんが教えてくれた。

yuba_2.JPG

 

ウコン、紅こうじ、くちなし、紅花など天然色素で

赤・黄・緑の彩りをキレイに付けてある。

 

    どうだい?こうして飾ると、華やいだ感じが

    するし、少しは涼しい気分も味わえるだろ?

 

そうか!

毎日、暑い日が続くから、おばあちゃんが工夫して

くれたんだ。

手の込んだことをしなくても、ほんの少しのことで、

同じ食べ物が鮮やかに変わるものなんだね。

 

    暑い、暑いと言って、お客さんにバテた顔を

    見せちゃ、申し訳ないからねぇ。

    豆腐も湯葉も、大豆からできているから、

    体にいいんだよ。さあ、お食べ。

 

    おばあちゃん。おいしいよ!

    このきざみ湯葉を、もんじゃやお好み焼に

    トッピングしてあげると、お客さんも汗をかかずに

    食べてもらえるかもね♪

 

わたしがそう言うと、おばあちゃんは、ちょっと困った

顔をしながら笑った。

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